【雑草対策】 最強雑草スギナへの対策
農家にとってやっかいな雑草と言えばこのスギナ!別名「地獄草」のとおり農家にとっては最悪・最強の雑草でしょう。
人がいるところにスギナあり!
田畑にスギナ、庭にもスギナ、工場にも空き地にもスギナ・・・って感じです。
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なぜスギナは厄介な雑草なのか?
スギナは簡単に、そして猛烈に繁殖します。地上に表れているスギナはほんの一部で彼らの本体は地下にあります。その本体から次から次に地上に出てくるんですよね。さらに彼らはシダ類ですので、花は咲かせず胞子を飛ばしてバンバン増えていくという・・・
地上のスギナをカットしてもどんどん増えていくのは、ざっくり言えばそういうわけなんです。
スギナ対策としてグリホサート剤は効果的
スギナ対策だとラウンドアップなどのグリホサート剤が有効です。葉から吸収して根まで枯らすタイプの除草剤ですね。ジェネリック品のエイトアップもグリホサート剤なのでラウンドアップ同様に効果的、しかも価格は半分以下です(エヘン!)。
エイトアップをまくと、このスギナが・・・・
ちゃんと枯れました!
ただしスギナは強敵なのでグリホサート剤であっても、濃い目に作らなければいけません。スギナの隣に生えてるたんぽぽは100倍希釈で枯れます。しつこく、がんこなツユクサでも50倍希釈で枯れます。
ところが最強伝説スギナ・・・
こいつだけは25倍希釈でないと跳ね返されてしまいます。雑草界のキング・オブ・キングス、最強の敵なんです!本気で戦いましょう。
土筆と地獄草は兄弟
ちなみに、つくし(土筆)とスギナ(別名、地獄草)は同じ植物の別の部位って知ってました?スギナは上記写真のとおり緑の細い雑草で栄養茎と呼ばれています。
一方、つくしは胞子茎と呼ばれ、春先に目を出し、胞子を飛ばした後は勝手に枯れますが根はスギナと同じなんです。この胞子がやがてスギナになるので、つくし見つけたら引き抜いて、天ぷらにして食べちゃった方が良いかもしれません。